ジャックドーシー主導の分散型SNSプロジェクト「ブルースカイ」、リーダー確定し本格始動か

分散型SNSプロジェクト「ブルースカイ」、リーダー確定し本格始動か

分散型ソーシャルメディアプロジェクト「ブルースカイ(Bluesky)」のプロジェクトリーダーが確定したことが8月16日に明らかになった。「ブルースカイ」は、ツイッターのCEOジャック・ドーシー(Jack Dorsey)が2019年末に発表したプロジェクトだ。

「ブルースカイ」の目的は、分断されたソーシャルメディアを再接続し、ソーシャルエクスペリエンスのコントロールをユーザーに戻すことで、ソーシャルメディアを再構築することとなっている。

プロジェクトリーダに確定したのは、ジェイ・グラバー(Jay Graber)氏だ。ジェイ・グラバー氏は暗号資産、匿名通貨Zcashの元ソフトウェアエンジニアで、スタートアップ創業者の経歴も持つ。

「ブルースカイ」は2022年1月にエコシステムのレビューを発表し、その後チームメンバーの採用を行っていく予定のようだ。またツイッター社などと綿密に連携して、プロジェクトを進めていく予定とのことだ。

ジャック・ドーシーは7月21日のカンファレンス「The B Word」で、現在の最大の関心事は「ブルースカイ」であると言及しており、今後の動向が非常に楽しみだ。

関連記事:ジャックドーシー「ビットコインが創業前にあればツイッターは今と違った」、イーロンマスクらと暗号資産の可能性語る

参考:ジェイ・グラバー
デザイン:一本寿和
images:iStocks/pgraphis

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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