【取材】NFT開発インフラ提供のHokusai、ポリゴンテストネット対応(日本モノバンドルCEO原沢陽水)

NFT開発インフラ提供のHokusai、ポリゴンテストネット対応

NFT開発インフラ提供の日本モノバンドル株式会社が「Hokusai API」のポリゴンテストネット(Polygon Testnet)への対応を開始したことを8月16日に発表した。

日本モノバンドルの提供する「Hokusai API」はNFTに関する機能を自らのウェブサイトに簡単に組み込むことができる「Embedded NFTサービス」だ。現在同社とパートナー関係にあるNFTマーケットプレイスなどが今後「Hokusai API」の導入を予定しているとのことだ。

「Hokusai API」が今回ポリゴンへ対応した理由は、ポリゴン上で様々なプロジェクトが立ち上がっており、ユーザーにとってNFTにより安価に気軽に触れるための重要な役割を担っているからとのことだ。

今後「Hokusai API」はポリゴンのメインネットでもローンチする予定で、イーサリアムやその他サイドチェーンやレイヤー2にも対応していくとのことだ。

あたらしい経済編集部は日本モノバンドル株式会社CEOの原沢陽水氏へ取材を行った。

日本モノバンドルCEOの原沢陽水氏へ取材

−WebエンジニアがNFT開発を行えるようになるメリットは、どのようなものでしょうか?

メリットは、Solidityを使ってコントラクトを書かずとも、NFTの実装ができるようになることです。コントラクトを書くコストがほとんどなくなるため、プログラマブルNFTなども作りやすくなります。

ちなみにプログラマブルNFTとは、時間帯に応じて画像の状態が変わるNFTや、なにかアクションを起こすとキャラクターNFTに変化が起こる、といったもののことです。具体例で言うとSam SatoのNFTですが、時間が経過するとどんどん髪が伸びていく、というものがありました。

参考:Hokusai API
デザイン:一本寿和
images:iStocks/dalebor

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。