ファッションブランド初の暗号資産決済導入、フィリッププレイン

ファッションブランド初、フィリッププレインが暗号資産決済導入

PHILIPP PLEIN(フィリッププレイン)が、ファッションブランドとして初めて暗号資産(仮想通貨)での決済を導入したことを8月3日発表した。

このブランドはドイツ出身のフィリップ・プレイン氏が1998年に設立した、スカルモチーフをブランドアイコンとし、ロックテイストをスタイリッシュに昇華させたデザインが特徴のラグジュアリーブランドである。

リリースによると決済に対応する暗号資産はビットコインやイーサリアムなど15種類を受け入れているとのこと。フィリッププレイングループが世界各地に展開する実店舗やEコマースプラットフォームでの商品の購入に暗号資産が利用できるとのことだ。

フィリップ・プレイン氏はリリースにて「最も先進的で破壊的なファッションブランドの一つであることは、PHILIPP PLEINにとって新しいことではありません。私は暗号資産が未来のものであると信じており、私のチームと私は、この新しいタイプの通貨を採用するために、必要なすべてのシステム修正を行い、時間と資源を大幅に投入しました。この新しい決済手段とそれに伴う柔軟性をお客様に提供できることを大変うれしく思います」とコメントしている。

参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/J2R・Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/18話題】メルカリがイーサリアム保有者に毎月ポイント付与、メタプラネットがビットコイン購入資金調達など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

広告

米財務省、北朝鮮の暗号資産マネーロンダリングネットワークに制裁

米国財務省外国資産管理局(OFAC)が、北朝鮮に送金されたデジタル資産のマネーロンダリングに関わったとして、ルー・フアイン(Lu Huaying)氏とチャン・ジエン(Zhang Jian)氏、およびUAE拠点のグリーン・アルパイン・トレーディング社(Green Alpine Trading)に制裁を科したと12月17日に発表した