グリーがメタバース事業に参入
グリー株式会社が同社子会社のREALITY株式会社を中心として「メタバース事業」に参入することを8月6日発表した。今後2、3年で100億円規模の事業投資を行い、グローバルで数億ユーザーを目指すとのことだ。
リリースによると今回グリーが「メタバース事業」に参入を決めた理由として「コロナ禍において世界中で生活のデジタルシフトが進んだことや、5GネットワークやVRデバイスの普及、ブロックチェーンをベースにした経済圏の拡大が加速している状況を鑑みた」と説明されている。
グリーの子会社REALITY株式会社では、個人ユーザー向けにバーチャルライブ配信アプリ「REALITY」事業を、法人向けに3D CGやXRテクノロジーを活用したメタバース構築プラットフォーム「REALITY XR cloud」事業を展開しており、今後はREALITYが展開してきたライブエンターテインメント事業をメタバース事業と再定義し、さらに積極投資を行っていくとのことだ。
また今回の「メタバース事業」参入の第一歩として、8月6日に「REALITY」のアプリ内にて「ワールド」機能を期間限定で公開するとのこと。この機能では8種類のバーチャル空間の中で自由に歩き回り、アバター同士でコミュニケーションをとることができるとのことだ。
参考:グリー