グリーがメタバース事業に参入、ブロックチェーン経済圏など鑑みて100億円規模投資

グリーがメタバース事業に参入

グリー株式会社が同社子会社のREALITY株式会社を中心として「メタバース事業」に参入することを8月6日発表した。今後2、3年で100億円規模の事業投資を行い、グローバルで数億ユーザーを目指すとのことだ。

リリースによると今回グリーが「メタバース事業」に参入を決めた理由として「コロナ禍において世界中で生活のデジタルシフトが進んだことや、5GネットワークやVRデバイスの普及、ブロックチェーンをベースにした経済圏の拡大が加速している状況を鑑みた」と説明されている。

グリーの子会社REALITY株式会社では、個人ユーザー向けにバーチャルライブ配信アプリ「REALITY」事業を、法人向けに3D CGやXRテクノロジーを活用したメタバース構築プラットフォーム「REALITY XR cloud」事業を展開しており、今後はREALITYが展開してきたライブエンターテインメント事業をメタバース事業と再定義し、さらに積極投資を行っていくとのことだ。

また今回の「メタバース事業」参入の第一歩として、8月6日に「REALITY」のアプリ内にて「ワールド」機能を期間限定で公開するとのこと。この機能では8種類のバーチャル空間の中で自由に歩き回り、アバター同士でコミュニケーションをとることができるとのことだ。

参考:グリー

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/18話題】メルカリがイーサリアム保有者に毎月ポイント付与、メタプラネットがビットコイン購入資金調達など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

広告

米財務省、北朝鮮の暗号資産マネーロンダリングネットワークに制裁

米国財務省外国資産管理局(OFAC)が、北朝鮮に送金されたデジタル資産のマネーロンダリングに関わったとして、ルー・フアイン(Lu Huaying)氏とチャン・ジエン(Zhang Jian)氏、およびUAE拠点のグリーン・アルパイン・トレーディング社(Green Alpine Trading)に制裁を科したと12月17日に発表した