ダラス交響楽団、オーケストラのNFT販売
米オーケストラのダラス交響楽団(Dallas Symphony Orchestra)がNFTの販売を7月29日開始した。販売されるNFTマーケットプレイスはラリブル(Rarible)だ。
ANNOUNCEMENT 🚨
— Dallas Symphony (@DallasSymphony) July 28, 2021
We are thrilled to be partnering with @rariblecom to immortalize our iconic collaboration with @METOrchestra musicians on the blockchain.
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ダラス交響楽団は2022年9月よりNHK交響楽団の首席指揮者に就任するファビオ・ルイージ(Fabio Luisi)氏が音楽監督を務めるオーケストラだ(ルイージ氏の音楽監督の任期は2029年までの予定)。
今回販売されるNFTは同楽団の本拠地であるモートン・マイヤーソン・シンフォニー・センターでルイージ氏が指揮した演奏を映像化したもので、新型コロナウィルス感染症の影響により2020年3月より営業を停止して以来の2021年5月に演奏した際のものであるとのことだ。
出品されているNFTは全部で3種類あり、それぞれによって実物のコンサートチケットやルイージ氏のインタビュー動画などが特典となっている。
1個限定で販売されているVIP版のNFTについては2022年初頭にニューヨークで開催される「DSO and Musicians of the Metropolitan Opera Reunion Concert」でのVIP体験として、米国内の他都市への往復航空券、2泊分のホテル、アーティストとのディナー、コンサートチケット2枚を含む特典も用意されている。VIPについては初回入札価格50,000ドル(約549万円)でのオークション形式の販売となる。
参考:ラリブル
デザイン:一本寿和
images:iStocks/artisteer