ASローマ、ユニフォームにブロックチェーンプロジェクト「DigitalBits」

ASローマ、ユニフォームにブロックチェーンプロジェクト「DigitalBits」

セリエA所属のプロサッカークラブであるASローマが、米ブロックチェーン企業のジタラ(Zytara Labs)と3年間の独占的プロダクトパートナーシップ契約を締結したことを7月27日発表した。

このパートナーシップはデジタルビッツ財団(DigitalBits Foundation)の支援のもと3,600万ユーロ(約46.8億円)がASローマへ支払われる。契約期間中は「DigitalBits」の文字がユニフォーム前面胸部へ掲出されるとのこと。

今回の提携によりASローマとジタラはDigitalBitsのブロックチェーンを活用し、NFTによる選手のデジタルカードやメタバース内でのクラブとファンの交流などを検討しているようだ。

またこの提携を記念して「DigitalBits」ロゴを載せた11枚の記念ユニフォームや記念ゴールドリング25個が7月29日より販売されるとのこと。なおDigitalBitsのトークンXDBも商品購入の際の決済手段として導入されるとのこと。販売収益については全て慈善団体へ寄付されることも決定している。

なおASローマは既にNFTを利用したファンタジーフットボールゲームを提供するソーレア(Sorare)やファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」との提携も行っている。

参考:ASローマジタラ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Lidiia-Moor・marcoiacobucci

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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