コカ・コーラ、NFTコレクション発表

コカ・コーラ、NFTコレクション発表

コカ・コーラが初のNFTコレクションを7月28日に発表した。このNFTコレクションはデジタルアートやアバターを扱うTafiと提携することで実現した。NFTコレクションの名称は「コカ・コーラ フレンドシップ ボックス」だ。またNFTはOpenSeaで7月30日に販売が開始され8月2日に終了するとのこと。

このコレクションでは次の4種類のNFTが発表されている。

1.自動販売機をデジタル化したもので、仮想世界「Decentraland」で着用できるカスタムメイドの「コカ・コーラ・バブルジャケット・ウェアラブル」

2.ボトルを開けるときのポップ音や氷にソーダを注ぐときの音など、さまざまな音声を取り込むことができる「サウンド・ビジュアライザー」

3.1940年代に発売された友情をモチーフにしたトレーディングカードにインスパイアされたデジタルデザインの「フレンドシップ・カード」

4.1956年に発売されたコカ・コーラ社製のレトロな自動販売機をメタバースに再構築した「ヴィンテージ・クーラー」

コカ・コーラ トレードマークのグローバル・シニア・ブランド・ディレクターのオアナ・ブラド(Oana Vlad)氏は次のようにコメントしている。

コカ・コーラブランドは、歴史の中でポップカルチャーにおいて積極的かつ本格的な役割を果たしてきました。私たちは、NFT、暗号資産、メタバースに注目しており、この新しい空間に参加し、そこから学ぶためのタイムリーな機会だと考えています。7月30日のインターナショナル・フレンドシップ・デーは、53年来の親しい友人であるスペシャルオリンピックスへの寄付を募りながら、コカ・コーラならではの方法で人々をバーチャルに結びつける絶好の機会です。

またこのプロジェクトはアイデア出しから戦略、開発、実行まで、2カ月足らずで実現できたとのことだ。

参考:コカ・コーラ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/banjongseal324

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

広告

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している