フラクトン、Web3.0特化型インキュベーションプログラム開催へ

フラクトン、Web3.0特化型インキュベーションプログラム開催へ

Fracton Ventures(フラクトンベンチャーズ)株式会社が、Web3.0特化型インキュベーションプログラム「Fracton Incubation 2021 powered by bitbank」を開催することを7月28日発表した。同社によるとWeb3.0特化型インキュベーションプログラムの開催は国内初とのこと。またインキュベーションプログラム及びアクセラレーションプログラムとしては国内初となるNFT活用が併せて発表されている。

このプログラムで求められる起業家像として、DAY1から世界でチャレンジすることを目指す真にオープンなプロトコル、開発ツール、コミュニティエンゲージメントを行うdApps(分散型アプリケーション)などを構築するアントレプレナー、イノベイターがあげられている。

なお対象者への支援内容としては「メンター陣を中心としたメンタリングと一部講義、フラクトンの持つグローバルなネットワークの活用、サポート企業群との接点の創出、最終DEMODAYでの発表」とのことだ。

このプログラムにて開催されるWeb3.0に関する特別講義には、Kyber Network Japan managerの堀次泰介氏、ENS (Ethereum Name Service)及び Kickbackの開発者であるMakoto Inoue氏、ステイクテクノロジーズCEOの渡辺創太氏、グラコネ代表のミスビットコインこと藤本真衣氏、Bspeak! のファウンダーであるCoffee Times氏、 BR CapitalのCOOであるタチアナ・ドゥブロビナ(Tatiana Dubrovina)氏、ダッパーラボ(Dapper Labs )のベニー・ジアン(Benny Giang)氏が登壇する予定となっている。

このプログラムの応募期間は7月28日~8月23日で、採択結果の発表は9月1日となっている。

採択後は12月中旬まで月1-2回Mentoring Hourやメンターとのコミュニケーション、特別講義などが実施され、12月末にはDEMODAYが開催される予定となっている。

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NFT活用について

また国内初のインキュベーションプログラムとしてのNFT活用として、専用のNFTを利用することで専用のオンラインコミュニケーションルームに出入りできる設計となっているとのこと。入場券となる専用のNFTの保持を都度確認を行うことで、センシティブな話題が出ることが予想される採択者とサポーター企業とのコミュニケーションを安全にするUXを保つとのことだ。

参考:PRタイムス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/YayaErnst・Rawpixe

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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