暗号資産取引所Huobi、中国での事業解散へ

暗号資産取引所Huobi、中国での事業解散へ

暗号資産取引所Huobi(フォビ)が中国にて取引所事業を正式に解散する予定であることが、事業登録記録により7月27日に明らかになった。中国で解散するのは、Beijing Huobi Tianxia Network Technology Limitedという子会社だ。

なおHuobiは数年前に取引所事業を中国から事実上撤退させているため、今回の解散がHuobiのグローバルでの暗号資産取引サービスに影響を与えることはないと考えられる。しかしHuobi Groupのも香港上場子会社であるHuobi Techの株価は27日の取引時間中に21.88%急落した。

中国の事業登録記録によると、取引所事業の利害関係者らは7月22日に通知を掲載し、同事業の解散を決議したとのことだ。また北京のHuobiを統括するグループの創業者兼CEOであるリー・リン(Li Lin)氏が清算・整理手続きの責任者となっている。

Huobiの広報担当者は「北京の事業体は 事業活動を行っていないため不要であり解散申請をしました。またHuobiは世界の国々から従業員を採用し続けているので、グローバル化のプロセスにコミットしています」とThe Blockに伝えている。

参考:The Block
デザイン:一本寿和

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この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。