Web3版イーベイを目指す4K、コンセンシスらから約3.3億円の資金調達

Web3版イーベイを目指す4K、コンセンシスらから約3.3億円の資金調達

Web3版のeBayを目指しているマーケットプレイス4K(フォーケー)が、シードラウンドで300万ドル(約3.3億円)の資金調達を行ったことを7月21日発表した。

コインデスクによると、このラウンドには米ブロックチェーン企業コンセンシス(ConsenSys)をはじめ、エレクトリックキャピタル(Electric Capital)、クロスカットベンチャーズ(Crosscut Ventures)、コラボプラスカレンシー(Colab + Currency)、IDEOコラボベンチャーズ(IDEO CoLabVentures)が参加したとのこと。

4Kでは物理的なアイテムとNFTを組み合わせ、高級品を販売するマーケットプレイスだ。

4Kでは、(1)まず商品を販売したい顧客(販売者)が4Kに物理的な商品を送り、4Kが真贋や品質の認証を行う。(2)承認を得た段階で商品を送付した販売者は商品の価値・真正性・所有権の情報を記録したNFTを受け取る。(3)購入者はその情報をもとに商品を選び購入をする。(4)契約が成立すると販売者は4KにNFTを返却。その後商品が4Kから購入者へ届けられるという流れだ。

また4Kは商品をNFT化することで、4Kに預けている商品を担保にそのNFTを分散型金融(DeFi)に利用し、利回りを得ることも可能であるとしている。

なお4Kは8月中のサービス開始を目指し、近日中にクローズドベータ版を公開する予定であるとのことだ。

参考:コインデスク4K
デザイン:一本寿和
images:iStocks/5PH

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。