英レボリュートがソフトバンクらから約880億円の資金調達、1年で企業価値が約5倍

英レボリュートがソフトバンクらから約880億円の資金調達、1年で企業価値が約5倍

英フィンテック企業レボリュート(Revolute)がソフトバンク・ビジョン・ファンド(Softbank Vision Fund)とタイガー・グローバル・マネジメントが主導すする資金調達ラウンドで約880億円(8億ドル)を調達したと英メディアSky Newsが7月15日に報じた。企業評価額約3兆6,500億円で資金調達を行なった。これによりレボリュートはヨーロッパで最も時価総額の高いフィンテック企業となった。

レボリュートは2020年に米国の投資家TCVとTSG Consumer Partnersから約6,000億円(55億ドル)の評価額で資金調達していたことから、1年で企業評価額は約5倍になっている。

現在レボリュートは世界35カ国に拠点を持ち、1,500万人以上の顧客を持っており、英国と米国で銀行免許を申請中だ。

レボリュートは欧州地域を中心に暗号資産取引サービスも展開している。そして米国でレボリュートはパクソス・クリプト・ブロカレッジと提携し、アメリカでの暗号資産取引サービスの提供を目指している。

参考:Sky News
デザイン:一本寿和
images:iStocks/BadBrother・ThinkNeo

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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