雲母サプライチェーンにブロックチェーン導入、ティルカルとRMI

雲母サプライチェーンにブロックチェーン導入、ティルカルとRMI

フランスのブロックチェーン企業ティルカル(Tilkal) とRMI(Responsible Mica Initiative)が、ブロックチェーン技術を利用して雲母のサプライチェーン全体のトレーサビリティを向上させるソリューション開発に向け協力することを7月13日発表した。

雲母(マイカ)は半田ごて等の絶縁体をはじめ、化粧品やセメントに利用される天然鉱物だ。RMIは2017年の創設以来、児童労働や劣悪な労働条件を根絶する公正で責任ある持続可能なマイカサプライチェーンの確立に向けて取り組んできたという。しかしながらRMIでは鉱山から加工業者、中間・最終用途の産業に至るまでのタイムリーで正確なデータ収集が課題であったとのこと。

今回ティルカルが提供するブロックチェーン基盤のトレーサビリティデータプラットフォームを活用することで、より雲母のサプライチェーンの透明性に貢献できるとのことだ。

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参考:TilkalRESPONSIBLE MICA INITIATIVE
デザイン:一本寿和
images:iStocks/RiverNorthPhotography

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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