吉本興業、NFT活用を本格化か

吉本興業、NFT活用を本格化か

吉本興業がNFTを使い、同社保有のデジタル資産を活用していく方針を固めたとスポーツ報知が7月12日に報じた。スポーツ報知によれば、吉本興業の関係者がNFT活用の方針を11日に明らかにしたとのことだ。

吉本興業の関係者は「有名人によるインスタグラムへの初投稿など、ネット上のコンテンツはコピーや複製が容易で、オリジナルのものであるかどうかを証明することが困難で、売買や譲渡ができなかった。

NFTの活用により、ネット上の著作物に価値が生まれ、希少性が増す。1円にもならなかった投稿などが芸術作品へと進化する可能性がある」とスポーツに伝えている。

編集部のコメント

吉本興業はデジタルコレクティブサービスとして「よしもとデジタルコレカ」を提供しています。このサービスはよしもと若手芸人総勢46組90名がデジタルトレーディングカードとなっており、ユーザーは購入したり交換できる仕様となっています。

現在、起用されている芸人は、東京吉本からはEXIT、アインシュタイン、コロコロチキチキペッパーズ、和牛などです。そして大阪吉本からはアキナ、ミルクボーイ、ゆりやんレトリィバアなどです。

今後、吉本はNFT活用する芸人を増加させ、自社サービスだけではなく、さまざまなNFTサービスにて展開させていくのではないでしょうか。

参考:スポーツ報知
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Makalo86

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。