デジタル銀行シグナム、イーサ2.0のステーキングサービス開始

デジタル銀行シグナム、イーサ2.0のステーキングサービス開始

スイスのデジタルアセットバンクのシグナム銀行(Sygnum Bank)がイーサリアム2.0(Ethereum 2.0)のステーキングサービスの提供開始を7月6日発表した。シグナムは銀行においてイーサリアムのステーキングサービスを提供するのは初の事例であるとしている。

リリースによるとこのサービスを利用することで、最大7%の利回りを得られるとのことだ。

またこのサービスは、シグナムの機関投資家向けの銀行プラットフォームを通じてイーサリアムのステーキングができ、機関レベルのカストディ及び分離されたウォレットにて顧客の個人口座に保管されるとのことだ。

シグナムでは既に暗号資産テゾス(Tezos:XTZ)のステーキングサービスやスイスフランのステーブルコインであるデジタルスイスフラン(DCHF)の利回りを得られる定期預金サービスも展開している。

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参考:シグナム銀行
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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