ソフトバンク、英フィンテック企業レボリュートへの投資を協議中か

ソフトバンク、英フィンテック企業レボリュートへの投資を協議中か

ソフトバンクグループが出資するソフトバンク・ビジョン・ファンド2がイギリスを拠点とするフィンテック企業レボリュート(Revolut)と10億ドル規模の出資交渉を進めていることを英メディアのスカイニューズ(SkyNews)が7月4日に報じた。

レボリュートはデジタル決済・送金サービスアプリを提供する企業であり、2017年からは暗号資産の取引サービスも提供している。

スカイニューズによると、レボリュートとそのアドバイザーはビジョンファンドの投資家に対して、7億5,000万ドル(約830億円)から10億ドル(約1,100億円)の投資提案を行うよう求めたとのこと。また、レボリュートの評価額は最大で400億ドル(約4兆4,000億円)になると見積もられており、正式な出資の決定は数週間先になるとのことだ。

なおビジョンファンドと同様にレボリュートと出資交渉を行っているファンドが複数あり、そのうち1つのファンドのみが最終的に出資を行う可能性が高いとのことだ。

ビジョンファンドはこれまでにライドシェアサービスのウーバー・テクノロジーズやフードデリバリーサービスのドアダッシュなどに出資している。また今年6月には後払い決済サービスを提供するスウェーデンのクラーナ(Klarna)に出資している。

参考:SkyNews
デザイン:一本寿和
images:iStocks/metamorworks

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部 一橋大学2年生 真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。