コインベース、インドで技術拠点設立と採用強化告知

コインベース、インドで技術拠点設立と採用強化告知

米ナスダック上場の大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)のエンジニアリング担当ヴァイスプレジデント兼インドサイトリーダーであるパンカジ・グプタ(Pankaj Gupta)氏が、インドでテックハブ(技術拠点)を設立したこと、及び採用強化を7月2日公式ブログにて告知した。

グプタ氏によると、コインベースのインドのテックハブは設立して間もないが、インド中からの関心が寄せられており、既に軌道にのっているとのことだ。コインベースは近い将来このテックハブに数百人規模でワールドクラスのエンジニアの採用を検討しているという。

またインドでの成長計画をサポートする為に、コインベースはスタートアップの買収や合併も検討しているとのことだ。

コインベースではリモートワークファーストの戦略により、インドのあらゆる地域での採用活動を行っているという。さらに主要都市にもオフィスを設置する予定もあるようだ。

さらにインドでの新入社員に対し、「Coinbase India Sikka」と呼ばれる新たなプログラムのもと、入社時に1,000ドルの暗号資産を提供しているとのこと。これは新入社員が暗号資産について学ぶ機会を与えるのが目的とのことで、それにより得た知識をもとに新たなプロダクトが開発されるのが狙いであるとのことだ。

参考:コインベース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/b14ckminus

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。