分散型デリバティブプラットフォームdYdX、約70億円の資金調達

分散型デリバティブプラットフォームdYdX、約70億円の資金調達

分散型デリバティブプラットフォームを運営するdYdXが資金調達シリーズCラウンドにて約70億円(6,500万ドル)の資金調達を行なったことを6月15日に発表した。

シリーズCラウンドは暗号資産領域に特化したベンチャーキャピタルのParadigmが主導し、CMS Holdings、CMT Digital、Electric Capital、HashKey Capital、StarkWare Industriesなどが参加した。

dYdXの創業者であるアントニオ・ジュリアーノ(Antonio Juliano)氏はThe Blockの取材に対して「dYdXの目標は、3年から5年の時間軸で、最大の暗号資産取引所の一つにすることです」と答えている。

Parradigmの共同創業者兼マネージングパートナーであるフレッド・アーサム(Fred Ehrrsam)氏はdYdXのリリースにて「dydxは、シンプルかつ暗号資産ネイティブなユーザーに愛されるグローバルな取引所を構築しました。創業者のアントニオは数年前にコインベースを退社したときから知っていますが、彼は会社の成長と将来の可能性を支える優れたチームを築いています」とコメントしている。

参考:dYdX
デザイン:一本寿和
images:iStocks/francescoch・BadBrother

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。