Chiliz(CHZ)、ShibaInu(SHIB)、Keep Network(KEEP)、コインベースプロに上場
米暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbase(コインベース)が、同社が提供する個人トレーダー向けプラットフォームCoinbase Pro(コインベースプロ)にて、暗号資産Chiliz:チリーズ(CHZ)、ShibaInu:シバイヌ(SHIB)、Keep Network:キープネットワーク(KEEP)の3銘柄を新たに上場したことを6月16日発表した。
Inbound transfers for CHZ, KEEP & SHIB are now available in the regions where trading is supported. Traders cannot place orders and no orders will be filled. Trading will begin on or after 9AM PT on Thurs 6/17, if liquidity conditions are met. https://t.co/r2L6N477Uj
— Coinbase Pro (@CoinbasePro) June 15, 2021
リリースによると各銘柄の取引開始は流動性条件が満たされ次第、6月17日の午前9:00(太平洋標準時)以降になるとのことだ。
なお各銘柄のサポートは3銘柄ともにシンガポール以外でのコインベースのサービス地域での対応となるが、ニューヨーク州居住者についてはCHZとSHIBがサポート対象外となる。
各取引ペアについては、CHZ-USD、CHZ-EUR、CHZ-GBP、CHZ-USDT、KEEP-USD、SHIB-USD、SHIB-USDTとなっている。
編集部のコメント
チリーズはブロックチェーン企業チリーズ(Chiliz)の運営するファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」にてファントークンの購入に使用する暗号資産です。
シバイヌはイーサリアム(Ethereum)をベースにしたDogecoin:ドージコイン(DOGE)に代わるミームコインを目指したトークンで、希少であることを前提としたビットコインとは異なり、意図的に豊富に発行されているSHIBの流通量は1兆円に達するとコインベースは説明しています。
またキープ・ネットワークはパブリックブロックチェーンとプライベートデータの橋渡しをすることを目的としたプラットフォームであるKeep Networkを動かすイーサリアムトークンとのこと。キープネットワークではtBTCと呼ばれる1ビットコインを表すEthereumトークンを開発しています。そしてキープネットワークにユーザーがビットコインを預けることで、トークン化されたtBTCを換金することを可能にし、そのtBTCは中央集権的な仲介者なしにイーサリアムのエコシステムで使用することができるとのことです。
参考:コインベースプロ
デザイン:一本寿和
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