米スクエア、太陽光発電を利用したマイニング施設建設へ

米スクエア、太陽光発電を利用したマイニング施設建設へ

米スクエア(Square)が、ビットコイン基盤技術開発企業であるブロックストリーム(Blockstream)と提携し、太陽光発電を利用したビットコインマイニング施設を建設すると6月5日発表した。

ブロックストリームの発表によると、スクエアはこの施設に500万ドル(約5.4億円)を投資する予定で、ブロックストリームはプロジェクトの構築および管理するためのインフラストラクチャと専門知識を提供するとのこと。

また、この施設は100%再生可能エネルギーを利用したビットコインマイニングの大規模な概念実証(PoC)となり、運用コストと ROI (投資利益率)を含む建設の経済性を表すデータが一般に公開されるとのことだ。

ブロックストリームは「私たちは、現実での再生可能なマイニング施設が可能であることを示すだけでなく、ビットコインが持続可能な未来に向けて世界を加速させることを証明したいと考えています」とリリースにて述べている。

さらにスクエアは「私たちは、再生可能エネルギーとビットコイン採掘の透明性の高いケーススタディとして、一般向けのダッシュボードを作成する予定です」とツイートしている。

参考:ブロックストリーム
デザイン:一本寿和
images:iStock/taraki・LongQuattro

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部 中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。 文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

広告

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された