米SEC、ビットコインETF上場判断を延期

米SEC、ビットコインETF上場判断を延期

米国にてNY拠点のアセットマネージャーWisdomTree Digital Commodity Servicesの申請しているビットコイン上場信託(ETF)の上場判断が延期になったことが、THE BLOCKの6月2日の報道で明らかになった。

米証券取引委員会(SEC)が5月26日に公開した書類によると、上場判断の延長期間は45日間となっており、7月14日を承認・非承認の決定日として改めて設定されている。

WisdomTreeは3月11日に米SECに対し、ビットコインETF「WISDOMTREE BITCOIN TRUST(BTCW)」の目論見書を提出。同ETFの上場が計画されているCboe BZX取引所が3月26日にSECに対しルール変更の提案をし、その後SECは審査段階へ進んでいた。

編集部のコメント

米SECに過去申請されたビットコインETFをおさらいしておきます。

昨年12/30 VanEck Bitcoin Trust、1/22 VALKYRIE BITCOIN FUND 、2/16 NYDIG Bitcoin ETF 、3/11 WisdomTree Bitcoin Trust 、3/19 First Trust SkyBridge Bitcoin ETF Turst 、3/24 The Wise Origin Bitcoin Turst、4/9 Kryptoin Bitcoin ETF Trust、4/12 Galaxy Bitcoin ETF 以上8銘柄となっています。

なお今回のような判断延期の対応はVanEckの上場提案についても同様に行われている状況です。

関連ニュース

米国で再びビットコインETFが申請、WisdomTreeがSECへ目論見書提出 

参考:SECTHEBLOCK
デザイン:一本寿和
images:iStock/LongQuattro・Abscent84

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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