ユニスワップ、イーサリアムL2ソリューション「Arbitrum」を採用か

ユニスワップ、イーサリアムL2ソリューション「Arbitrum」を採用か

分散型取引所(DEX)の「ユニスワップ(Uniswap)」を運営するチームがイーサリアムのスケーリングソリューション「アービトラム(Arbitrum)」を採用する準備を進めていることがThe Blockの報道で明らかになった。

アービトラムは2020年10月にテストネットをローンチしている。アービトラムの特徴はイーサリアム・バーチャルマシーン(EVM)互換で、レイヤー2スケーリングソリューションの1つ「Optimistic Rollup」を採用していることにある。

アービトラムはイーサリアムの取引時に発生するガス代(手数料)の高騰問題を解決するためのソリューションの1つとして期待されている。

現在アービトラムの採用に関して、ユニスワップのコミュニティ内で投票が行われている。投票は5月28日まで行われる予定で、これまでのところ、4143万UNIトークンが賛成票として使用され、反対票はわずか204UNIトークンだった。

参考:The Block
デザイン:一本寿和
images:iStock/artacet

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。