米ワンリバー、カーボンクレジットの購入を組み込んだビットコインETFを申請
米デジタル資産ヘッジファンドであるワンリバーデジタルアセットマネジメント(One River Digital Asset Management)がカーボンニュートラルなビットコイン上場投資信託(ETF)を米国証券取引委員会(SEC)に申請した。
24日に提出された書類によると、信託の名称は「ワンリバー・カーボンニュートラル・ビットコイントラスト(One River Carbon Neutral Bitcoin Trust)」であり、ニューヨーク証券取引所で取引される予定となっている。また同信託のカストディアンにはコインベースカストディ(Coinbase Custody)が就任している。
同信託が利用するインデックスは「MVIS・ワンリバー・カーボンニュートラル・ビットコインインデックス(MVIS One River Carbon Neutral Bitcoin Index)」と呼ばれるもので、このインデックスではビットコインに帰属する推定二酸化炭素排出量と同等のカーボンクレジットの価格を反映してビットコインの価格を調整しているとのこと。
カーボンクレジットの価格に関しては、カーボンクレジットプラットフォームであるモス(MOSS)と提携し、モスが発行するブロックチェーンベースのMCO2コインを購入することで価格の調整を行うとのことだ。
参考:SEC
(images:iStocks/LongQuattro・Lubo-Ivanko)