米ワンリバー、カーボンクレジットの購入を組み込んだビットコインETFを申請

米ワンリバー、カーボンクレジットの購入を組み込んだビットコインETFを申請

米デジタル資産ヘッジファンドであるワンリバーデジタルアセットマネジメント(One River Digital Asset Management)がカーボンニュートラルなビットコイン上場投資信託(ETF)を米国証券取引委員会(SEC)に申請した。

24日に提出された書類によると、信託の名称は「ワンリバー・カーボンニュートラル・ビットコイントラスト(One River Carbon Neutral Bitcoin Trust)」であり、ニューヨーク証券取引所で取引される予定となっている。また同信託のカストディアンにはコインベースカストディ(Coinbase Custody)が就任している

同信託が利用するインデックスは「MVIS・ワンリバー・カーボンニュートラル・ビットコインインデックス(MVIS One River Carbon Neutral Bitcoin Index)」と呼ばれるもので、このインデックスではビットコインに帰属する推定二酸化炭素排出量と同等のカーボンクレジットの価格を反映してビットコインの価格を調整しているとのこと。

カーボンクレジットの価格に関しては、カーボンクレジットプラットフォームであるモス(MOSS)と提携し、モスが発行するブロックチェーンベースのMCO2コインを購入することで価格の調整を行うとのことだ。

参考:SEC

(images:iStocks/LongQuattro・Lubo-Ivanko

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

広告

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された