寿司職人がNFT、銀座渡利「SUSHI TOP SHOT」販売へ

寿司職人がNFT、銀座渡利「SUSHI TOP SHOT」販売へ

DeFiプロジェクトの「sushiswap」のガバナンストークン「sushi」で決済を受け付けたことで話題を呼んだ、東京都の寿司店「銀座渡利」が、5月22日にNFTを販売することを発表した。リリースによると5月22日の「ビットコインピザday」を記念してとのことだ。

このNFTは「SUSHI TOP SHOT」と、話題のダッパーラボのNFTゲーム「NBA TOP SHOT」を文字ったであろう名称で、江戸前寿司の包丁さばきなど、熟練の職人技をNFT化した作品とのこと。第一弾は「マグロ」「コハダ」「アジ」「カスゴ」「サクラマス」の5種類のNFTが発行されるようだ。

具体的な購入方法などは銀座渡利の公式ツイッターで告知されるとのこと。

また銀座渡利では5月22日以前に実店舗で「sushi」で決済を行なった方などに対してレア「SUSHI TOP SHOT」の配布もされるとのことだ。レア「SUSHI TOP SHOT」の保有者には店舗での優待特典などが企画されるとのことだ。

編集部コメント

DeFiの「sushiswap」の盛り上がりの中、いち早く「sushi」決済に取り入れたことが業界の一部で話題になっていた「銀座渡利」が、今度はNFTを発行に挑戦するとのことだ。暗号資産ファンに向けたPR施策だろう。

2017年の仮想通貨バブルの頃、アルトコイン決済に対応する飲食店などがいくつかあったことが思い出される。

image/iStock:CHUNYIP WONG

この記事の著者・インタビューイ

設楽悠介

「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長 幻冬舎でブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。同社コンテンツビジネス局で電子書籍事業や新規事業を担当。幻冬舎コミックスの取締役兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」ボードメンバー。福岡県飯塚市新産業創出産学官連携協議会委員。ポッドキャスターとして、Amazon Audible original番組「みんなのメンタールーム」や、SpotifyやAppleにてweb3専門番組「EXODUS」や「あたらしい経済ニュース、ビジネス系番組「二番経営」等を配信中。著書『畳み人という選択』(プレジデント社)。