テザーのUSDT、アバランチ上に発行へ

テザーのUSDT、アバランチ上に発行へ

米ドルペッグのステーブルコインUSDTを発行するテザー(Tether)が、AVA Labs(アバラボ)開発のアバランチ(Avalanche)のブロックチェーン上にてUSDTを発行することを5月17日発表した。

なお米ブロックチェーンメディアTheBlockの報道によると、発行は6月の予定とのことだ。

USDTはトランザクションの速度および手数料を改善するために、Algorand、BitcoinCashのSimpleLedger Protocol、Ethereum、EOS、Liquid Network、Omni、Tron、Solanaのブロックチェーンで発行されており、アバランチ上のローンチで9つ目のブロックチェーンとなる。

テザーのCTOであるパオロ・アルドイノ(Paolo Ardoino)氏はTheBlockへ「アバランチはイーサリアム仮想マシン(EVM)をサポートしているため、分散型金融(DeFi)プロジェクトを簡単に移行して低い手数料を享受できます。一方で私たちはすでに戦力となるEVM互換セットアップを持っているので、USDTの導入も簡単です」と説明をしている。

関連ニュース

ステーブルコインUSDT発行元のテザー、準備金の内訳を明らかに

参考:TetherTheBlock

(images:iStocks/Ninja-Studio)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

広告

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された