ボルボのEV「ポールスター」がサーキュラーと提携、バッテリーに使用の鉱物とCO2を追跡

ボルボのEV「ポールスター」がサーキュラーと提携

スウェーデンの電気自動車(EV)メーカーであるポールスター(Polestar)とブロックチェーントレーサビリティスタートアップのサーキュラー(Circulor)が戦略的パートナシップの締結を5月11日発表した。

ポールスターは自動車メーカーVOLVO(ボルボ)のEVブランド車の開発を行っている企業だ。

今回の提携により、まずはEVのバッテリーに使用されている鉱物と材料、及びそのサプライチェーンに関連するCO2排出量の追跡を行い、その後はEVのその他部品にもトレーサビリティの対象を拡大する予定とのことだ。 なおサーキュラーのブロックチェーントレーサビリティソリューションは昨年より販売されているPolestar 2(ポールスター・ツー)のバッテリーで使用されている鉱物「コバルト」の追跡の為にすでに利用されているとのことだ。

ポールスターのCEOであるダグジョンソン-ポエンスゲン(Doug Johnson-Poensgen)氏は「倫理と環境に配慮することがポールスターの鍵です。この前例のないレベルのトレーサビリティは、ポールスターがサプライチェーンで持続可能で倫理的な取り組みを促進し、消費者により良い透明性を提供できることを意味します」とリリースにてコメントしている。

あたらしい経済では鉱物に関するブロックチェーントレーサビリティについて解説した記事を公開しております。併せてご覧ください。

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参考:PolestarCirculor

(images:iStocks/artsstock・ustinroque

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あたらしい経済 編集部

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