サザビーズがバンクシーのアートオークションにて初の暗号資産決済を導入、コインベースの商取引サービスを利用

サザビーズがバンクシーのアートオークションにて初の暗号資産決済を導入、コインベースの商取引サービスを利用

米オークションハウス大手のサザビーズ(Sotheby’s)が、バンクシーのアートオークションにて暗号資産(仮想通貨)決済の導入をすることを5月4日発表した。

サザビーズは今までにNFTのアートの販売を行ってきていたが全て法定通貨での決済を用いており、実物作品の競売に暗号資産決済を導入するのは今回が初めてだ。なお決済方法には米ナスダック上場企業コインベース(Coinbase)が提供する商取引プラットフォームのCoinbase Commerce(コインベースコマース)が利用される。

今回競売にかけられるのはバンクシーの作品「Love is in the Air」だ。落札予想価格は約3.3億円(300万ドル)〜5.5億円(500万ドル)と設定されている。この作品は5月12日より開催する「Contemporary Art Evening Auction」にて出品される。このオークションに出品される他の作品には法定通貨での支払いのみとなるが、「Love is in the Air」のみ法定通貨の他、ビットコインとイーサリアムにて決済が可能となる。

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参考:Coinbase「Love is in the Air」

(images:iStock/Ninja-Studio・AdrianHillman)

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あたらしい経済 編集部

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