PayPal、モバイル決済アプリVenmoにて暗号資産売買を開始
米決済企業大手のPayPal(ペイパル)傘下のモバイル決済アプリVenmo(ベンモ)が暗号資産(仮想通貨)売買の対応開始を4月20日発表した。これによりユーザーはアプリ内で1ドル単位にて直接暗号資産の売買と保管ができるようになった。
今回Venmoにて対応する暗号資産はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)となっている。
PayPalは昨年11月より米国ユーザーを対象に暗号資産の売買サービスを開始し、今年3月には暗号資産による支払サービスを開始している。
なお今回のVenmoでの暗号資産取引開始は、PayPalの2020年度第4四半期の決算説明会で今後の方針として説明がされていた。その中では今回のサービス開始は2月後半が予定されていた。またその説明会の中でこのサービスは2021年後半には暗号資産で世界中のPayPalの2900万の加盟店に支払いを行えるコマースサービスをローンチする予定であることも明かされている。
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PayPalが2月後半に送金アプリVenmoでの暗号資産取引開始予定など、今後の方針を説明(2020年度第4四半期の決算説明会にて)
参考:PayPal
(images:iStock/Kateryna-Bereziuk・Tero-Vesalainen・Ninja Studio)