「ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ」にHashpalette、ピクスタ、PocketRD、Ridgelinezが入会

「ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ」にHashpalette、ピクスタ、PocketRD、Ridgelinezが入会

「Japan Contents Blockchain Initiative(ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ:JCBI)」が同協会に株式会社Hashpalette、ピクスタ株式会社、株式会社PocketRD、Ridgelinez株式会社の4社が、新たにに入会したことを4月20日発表した。今回の新規入会により会員企業は15社に拡大した。

JCBIは昨年2月に発足した、日本のコンテンツの著作権保護と流通拡大を目指す、自律分散型ブロックチェーンコンソーシアムだ。JCBIに加入した企業は、同コンソーシアムが共同運営するプラットフォーム上に自社サービスを自由に開発することができる。またJCBIは同プラットフォーム上で開発した各社のサービスを連携することにより、新たなビジネスの共創を進めていくとのこと。

なおJCBIの共同運営するプラットフォーム上には、テレビ番組を通じてデジタルコンテンツを配布できるサービス「Card Hunter(カードハンター)」、デジタルコンテンツの著作権保護をするサービス「C-Guardian(シーガーディアン)」、アーティストのデジタルコンテンツをNFTとして販売できる「LiveTV-Show」の3つが既に開発・提供されている。

編集部のコメント

JCBIの発足企業には株式会社朝日新聞社 、株式会社小学館の関係会社である株式会社C-POTおよび株式会社エイトリンクス、株式会社博報堂、株式会社 ケンタウロスワークス、原本株式会社、ユナイテッド株式会社の7社が参加しています。また昨年9月には株式会社電通、株式会社電通国際情報サービス(ISID)、エイベックス・テクノロジーズ株式会社、SingulaNet(シンギュラネット)株式会社の4社が入会しています。

今回入会をしたのはエンタメ特化ブロックチェーン「パレット」のテストネットの運用を2021年3月より開始した株式会社Hashpalette、写真/イラスト/動画/音楽のデジタル素材オンラインマーケットプレイスとして日本最大級の画像素材サイト「PIXTA」を運営するピクスタ株式会社、ブロックチェーンを活用した3DCGデータ等の大量保存/2次創作/2次流通/販売が可能なプラットフォーム「Pocket Collection」を開発して2020年12月よりβ版のテストを開始した株式会社PocketRD、DXを推進する富士通の新会社として2020年1月に設立され、AI・ブロックチェーンなどのデジタル技術による幅広い実証実験を行っているRidgelinez株式会社となっています。

参考:ピクスタ

(images:iStock/Rawpixel

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

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