コインベース、上場前に全従業員へ自社株を譲渡決定

コインベース、上場前に全従業員へ自社株を譲渡決定

米NASDAQ(ナスダック)証券取引所上場目前であるCoinbase(コインベース)が、世界各地にてフルタイムで勤務する約1,700名の各従業員に対して自社株100株の譲渡を行なうことをブロックチェーンメディアDecryptが4月14日報じた。

この株式譲渡によりコインベースの各従業員は、ナスダックが設定した250ドルの参照価格に基づくと25,000ドル(約270万円)が配布されることになる。

報道によると、このことは3月25日に行われた全社会議にて発表されたとのこと。コインベースでは社員に対し、一定の制限期間後に株式が付与される仕組みである「譲渡制限付き株式ユニット(リストリクテッド・ストック・ユニット:RSU)」を設けているが、今回の株式譲渡については無条件で行われるものであるとのことだ。

コインベースの広報担当者はDecryptに対し、この事実を認めたうえで、自社株の配布が同社スタッフに対する「感謝の気持ち」であると説明したとのことだ。

参考:decrypt

(images:iStock/Lidiia-Moor

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あたらしい経済 編集部

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