韓国がブロックチェーンを活用したワクチン接種証明書を導入へ

韓国がブロックチェーンを活用したワクチン接種証明書を導入へ

韓国にて新型コロナウィルスワクチンの接種状況を確認するデジタル証明書システムの導入をすることを韓国の国務総理であるチョン・セギュン(丁世均)氏が明らかにしたことを韓国の地元紙各社が報じた。

セギュン国務総理によると、政府は既にこのシステムをスマートフォンアプリを通じて利用できるように開発を進めており、ローンチは4月中にする予定であるとのことだ。

またこのシステムはブロックチェーン技術を基盤に開発を進めているとのことで、個人情報に関するセキュリティが確保されているとのこと。なお韓国メディアのTheBlockPostによると、このシステムはブロックチェーン関連企業であるブロックチェーン・ラボラトリーズが技術提供を寄付する形で開発を進めているとのこと。

また報道によると、このシステムは外国での使用も想定されており国際標準規格に準拠しているとのことだ。

参考:コリア・ヘラルドTheBlockPost

(images:iStocks/Molnia・NatanaelGinting)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

広告

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している