SBIホールディングスとSMBCグループが「大阪デジタルエクスチェンジ株式会社」を共同で設立

SBIホールディングスとSMBCグループが「大阪デジタルエクスチェンジ株式会社」を共同で設立


SBIホールディングス株式会社が、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)と4月1日に「大阪デジタルエクスチェンジ株式会社(ODX)」を共同で設立したことを発表した。なおこのことは両社が1月29日に締結した基本合意書の定めに従い3月26日に最終契約を締結したとのこと。

ODXの株主構成として、SBI PTSホールディングス株式会社が60%、株式会社三井住友フィナンシャルグループが40%となっている。

ODXは、流通・換金機会の整備による投資家の利便性向上と企業の柔軟な資金調達を支援することを目的に、セキュリティトークン(ブロックチェーン等の電子的手段を用いて発行される有価証券を指し、金融商品取引法上の電子記録移転有価証券表示権利等に位置付けられるもの)を取り扱う国内初のPTS(私設取引システム)の運営を目指すとのことだ。

リリースによるとODXは、2022年春を目処にまずは株式を取り扱い、その後セキュリティトークンの取扱いを開始する予定とのこと。

SBIはODX設立について、社会のインフラを担うPTS運営会社として、日本の証券市場の信頼を守るべく、安定した運営及び健全な市場間競争の促進に努めることで、国内外の多様な投資者から高い支持を獲得し、資本市場の持続的な発展、さらには日本経済全体の発展に寄与していくとしている。

なおODXの代表取締役会長にはSBIホールディングス 代表取締役社長の北尾吉孝氏、代表取締役社長にはSBI証券 執行役員 STOビジネス推進部長の朏仁雄が就任している。

参考:SBIホールディングス

(images:iStocks/pgraphis)

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あたらしい経済 編集部

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