NFTマーケットプレイスSuperRareがシリーズAにて900万ドルの資金調達

NFTマーケットプレイスSuperRareが900万ドルの資金調達

NFTマーケットプレイスのSuperRare(スーパーレア)が、シリーズAにて900万ドル(約9.9億円)の資金調達を実施したことを3月30日発表した。

2018年4月にイーサリアムのメインネット上にローンチしたSuperRareは、初年度に参加アーテイストに対し月平均で約8,000ドル(約88万円)の売上をもたらしたという。その後2021年には月平均の売上が2,500万ドル(約27億円)に達し、31,000%以上の伸びを見せているとのこと。また現在までに参加アーテイストは二次流通のロイヤリティ10%を含め3,000万ドル(約33億円)以上の収入を得ているとのことだ。なお先日24日に米ニュースマガジンTIMEがNFT3作品をSuperRareにオークション出品し、合計44.3万ドル(約4800万円)にて落札されたことが報じられている

この資金調達ラウンドはVelvet Sea Venturesと1confirmationがリードしており、Version1、Collaborative Fund、Shrug Capital、Third Kind、The LAO、SamsungNext、AndArt Agency、Ashton Kutcher and Guy Oseary’s Sound Ventures、Andrew Stienwold、Scott Belsky、Mark Cuban、Marc Benioff、Naval Ravikant、Chamath Palihapitiyaが参加しているとのこと。

リリースによると今回調達した資金は、コア機能にチャットサービスやパーソナライズされたフィードなどのソーシャルな要素を含む新機能の追加やレイヤー2のスケーリングソリューションの導入を計画しているとのことだ。

参考:SuperRare

(images:iStocks/ntoniokhr・BadBrother)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【11/15話題】DMM CryptoのSeamoon Protocolが中止、FBIがポリマーケットCEO宅を捜索など(音声ニュース)

DMMのweb3事業「Seamoon Protocol」がプロジェクト中止、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサリアムに展開、FBIが「ポリマーケット」CEO宅を家宅捜索、携帯電話や電子機器を押収、英レボリュート、暗号資産取引プラットフォーム「Revolut X」をEU30カ国に拡大、テザー、幅広い資産のトークン化プラットフォーム「Hadron by Tether」提供開始、コインベースがユートピアラボ買収、「Coinbase Wallet」のオンチェーン決済機能拡充へ、イーサL2「リネア」、ガバナンス分散化に向け非営利団体を設立、LINEA発行へ、イーサリアム研究者、コンセンサス層の再設計で「Beam Chain」提案

広告