イーサリアムL2スケーリングソリューションを開発するスタークウェア(StarkWare)が7,500万ドル調達

イーサリアムL2スケーリングソリューションを開発するスタークウェア(StarkWare)が7,500万ドル調達

イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2スケーリングソリューションを開発するスタークウェア・インダストリーズ(StarkWare Industries)がシリーズBラウンドにて7,500万ドル(約82億円)を調達したことを3月25日に発表した。

スタークウェアはイスラエルを拠点とするブロックチェーン企業であり、主にイーサリアムのスケーリングソリューションおよびセキュリティソリューションの開発を行っている。具体的には計算作業をオフチェーン化することでトランザクションの処理速度を向上させるカイロ(Cairo)や、ゼロ知識証明スターク(STARK)を利用したZKロールアップ(ZK-Rollup)であるスタークネット(StarkNet)の開発などを進めている。

今回の資金調達ラウンドは暗号資産系ベンチャーキャピタルであるパラダイム(Paradigm)が主導し、他にセコイア(Sequoia)、ファウンダーズファンド(Founders Fund)、パンテラ(Pantera)、スリーアローズ(Three Arrows)、アラメダ・リサーチ(Alameda Research)の5社が参加した。

ブロックチェーンメディアThe Blockによると、パラダイムの共同創業者であるマット・ファン(Matt Huang)氏は「スタークウェアは極めて重要な問題に取り組みながら驚異的な成長を遂げるワールドクラスのチームであり、パラダイムがパートナーとして求める企業の象徴となっています」と述べている。

参考:StarkWare ・The Block

(images:iStocks/primo-piano)

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あたらしい経済 編集部

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