Starknet上でのパーペチュアルDEX構築を目指す「ZKX」とは?

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ZKXとは?

ZKXは、Starknet上に構築中(2023年3月テストネット公開予定)の分散型パーペチュアル取引所だ。ZKXでは、中央集権取引所のようなスケーラビリティを持ちながら、セルフカストディによるアカウントの抽象化、低取引コストなど、オンチェーン取引の利点をユーザーに提供することを目指している。

さらにLiquid Governanceという新しいDAOガバナンスモデルが組み込まれ、取引量や資金規模に関係なく、「すべてのトレーダーが公平にチャンスを得られるDEXを作る」ことを目指しているのも大きな特徴の一つだ。

公式サイトより

この記事ではZKXの共同創業者Eduard Jubany Tur氏が、「KudasaiJP」にて今年3月に日本ユーザー向けに行なったAMA(Ask Me Anything)の内容をお届けする。

Starknet上でのパーペチュアルDEX構築を目指す「ZKX」とは?(AMA本編)

Q:自己紹介を兼ねて、あなたの経歴やZKXのチームについて教えていただけますか?

私はZKXの創業者、Eduardです。グロース(成長)、プロダクト、運営など様々な分野で15年以上の経験を積んできました。ZKXの前は、12億ドルの資金を持つトップVCのSOSVに勤務していました。共同創業者のNaman Sehgal、Vitaly Yakovlevと共に、ベンチャー企業の設立、技術系スタートアップの拡大、金融デリバティブの構造化について幅広い経験を持つ30人のチーム(8カ国にわたる))を率いています。

※Eduard氏の前職であるベンチャーキャピタルSOSVは、日本でも住友商事などと提携してスタートアップ支援を行っており、日本にもオフィスがある。

Q:ZKXについて紹介していただけますか? 既存のソリューションが解決できていないどんな問題を解決できるのでしょうか? また競争上の優位点は何ですか?

ZKXは、Starknet上に構築された分散型パーペチュアル(永久先物)取引所で、セルフカストディと真のコミュニティガバナンスを提供し、最終決定権はユーザーの手に委ねています。

中央集権取引所のようなスケーラビリティを持ちながら、アカウントの抽象化、低取引コストなど、オンチェーン取引の利点を提供します。私たちの取引所は、トレーダーがL2ネットワーク上で極めて高速な分散型オーダーブックを備えたデリバティブ取引を行うことができることを目標として、分散型かつパーミッション・レスのインフラを構築しようとしています。

ZKXが競合他社と異なるのは、セルフカストディ、真のコミュニティガバナンス、スケーラブルなノードネットワーク・アーキテクチャを組み合わせ、トレーダーに中央集権型取引所と競合できる高速・高処理能力を備えた取引所を提供することです。

※セルフカストディ:プライベートキーを自身で持ち資産を自分で管理すること
※オーダーブック:取引板情報

私たちは、DAOに所属するプロトコルのトレーダーに代表権を与える「Liquid Governance」という新しいDAOガバナンスモジュールと、独自のゲーミング報酬アルゴリズムシステムを持っています。これらすべては、今後数ヶ月の間にテクニカルペーパーとともに発表される予定です。

取引量や規模に関係なく、すべてのトレーダーが公平にチャンスを得られるようなDEXを作ろうとしているのです。

Q:このプロジェクトのためにチームが構築した技術やプロトコルは? または、チームが適用している注目すべき技術はありますか?

はい、私たちのチームはZKX取引所のために特別なテクノロジーとプロトコルを構築しました。その1つが、高速かつ高スループットのスケーラビリティを実現するために最適化された分散型ノードネットワークを使用する、新しいオーダーブック・アーキテクチャです。また、専用のコンセンサスアルゴリズムとノードクライアントを開発し、取引所のリニアスケーリング能力を提供します。さらに、計算の検証やEthereum上での決済にStarknetを活用することで、分散型でありながら中央集権型の取引所と競合するようなスケーラビリティを実現しています。

DEXとしてBinanceや中央集権的な大手取引所と競争したいのであれば、彼らと同じように拡張できるソリューションを見つける必要があると考えます。ほとんどのDEXにおけるオンチェーン取引では、Binanceのような高頻度なオーダーブックを提供できませんが、この新しい技術で、より競争力のあるオファーを提供できると考えています。

L1のEthereumやSolanaのTPSには限界があり、従来のデリバティブ市場のようにミリ秒単位で取引を決済させる必要がある場合はL2のTPSでも限界があります。そこで、私たちは独自のノードネットワークを構築しました。

3月には、すべてのブログを日本語で公開する予定ですので、ぜひご覧になってください。

Q:これまでに達成した主なマイルストーンと、今後のマイルストーンをスケジュールと合わせて教えていただけますか?

私たちの主なマイルストーンは、Nethermindによって私たちのスマートコントラクトや、10,000行のCairoコードを監査を受けたことです(過去最大の監査です)。

※NetherminidはStarknetの言語であるCairoの監査もやっている会社で、Starknetの開発元のStarkwareと深い関わりがあります。

もう一つの大きな成果は、コミュニティの有機的な成長です。ZKX Yakuzaは、コミュニティメンバーがコントリビューター、アンバサダー、またはテストネットトレーダーとして参加し、報酬を得ることができるゲーミング化したコミュニティインセンティブプログラムで、最近開始されました。

今後、3月14日にテストネットの立ち上げます。テストネットは誰でも参加でき、楽しいトレーディング大会も開催される予定です。

また、ABR(ZKXチームによって作られた新しい資金調達率)とLiquid Governanceに関するテクニカルペーパーの公開が近々予定されています。

最後に、私たちのロードマップには、今年の第3四半期に私たちのトークンとメインネットをリリースすることが含まれています。

Discordに参加すると、日本語の専用チャンネルがあります。また、ホームページのウェイティングリストを利用すれば、最新情報を掲載したニュースレターを受け取ることができます。改善や要望があれば、ぜひ教えてください。

Q:これまでのプロジェクトで苦労したことはありますか? それをどのように解決しましたか?

Cairoはエコシステムの中では新しい言語であり、熟練したディベロッパーの数も限られているため、ディベロッパーを惹きつけ、取り込むことが大きな障害の1つとなっています。

技術面では、Cairoにはイテレーションのような一般的なツールがないため、デバッグが困難なところがありますが、チームは継続的に学習と開発を続けています。

しかし、コミュニティのサポートとStarkWare社の対応により、シームレスなエクスペリエンスが可能になりました。zk-Rollupの技術は非常に新しいものなので、さらなる努力が必要です。

Q:ZKXのトークンのトークノミクスと、有用性について教えてください

ブロックチェーンネットワークはStarknetで、プロジェクト評価額 は5000万ドルです。

ユーティリティについては、Liquid Governanceと呼ばれるガバナンスの仕組みを作り、投票権とトークン保有を分離し、コミュニティ内で平等な権利を可能にしました。

ZKXトークンをステークして、ZKXのデジタル・シェアにアクセスすることができます。コミュニティは、取引、ステーキング、流動性の提供、またはノードプロバイダーになることによって、ZKX DAOからUSDC収入を得るチャンスがあります。ステークホルダーが行うアクションが多いほど、ZKXのデジタルシェアが蓄積されます。

この新しいシステムにより、取引所のトレーダーはDAOの所有権と議決権を獲得し、プロトコルのUSDC収益にアクセスすることも可能になります。トークン保有者は、トークンをステークすることで、所有権とUSDC収入を得ることも可能です。これは、すべての関係者に公平な競争の場を提供するものです。

大口投資家や機関投資家だけがDAOをコントロールするのではなく、誰もが声を上げ、公平に参加する機会を持つべきだと思っています。

Q:スマートコントラクトはオープンソースになるのですか?

はい、スマートコントラクトは3月14日のテストネットローンチでオープンソース化される予定です。私たちは、web3コミュニティの原則を尊重し、共有し、一緒に構築することに信念を持っています。

私たちは、早くからzk-Rollupの技術を使って開発を始めた最初のチームの1つで、私たちが作ったものはすべて一から作り上げたもので、既存のモデルをフォークしたことはありません。

Q:マーケティング戦略を教えてください。初期のユーザーをどのように獲得しようと考えていますか?

ZKXのマーケティング戦略は、未開拓の成長とボリュームが見込める東南アジアを中心とした新興国のマーケットにフォーカスすることです。この目標を達成するために、段階的な計画を展開するというアプローチです。

第1段階は、10以上の地域を対象としたインセンティブ・プログラムで、ZKXの認知度を上げ、参加者にインセンティブを与え、チームとともにプロトコルの方向性を形成できるようにします。

第2段階では、ニッチな取引グループとの提携を予定しており、詳細はテストネットの開催時期に合わせて発表されます。

最後に、ZKXが地域のマーケットに定着したら、トレーダーを選別し、L2でのパーぺチュアル取引を紹介し、そこから発展させる計画です。ZKXは、新興マーケットに焦点を当てることで、最初のユーザーを獲得し、時間をかけてユーザーベースを拡大することを目指します。

私たちは、台湾、中国、インドネシア、インドとアジアの多くの国で生活してきました。私たちは、Web3やCryptoの可能性がこれらの国でも大きいと信じています。日本は特別なマーケットです。私たちはその文化が大好きで、日本のトレーダーが何を望み、何を必要としているかをもっと知りたいと願っています。

実際、ChainalysisのCrypto Adoption Indexを見ると、アジアは世界でトップクラスののクリプト普及地域となっています

Q:最近ハッキングの事件が多発していますが、セキュリティ対策は?

ZKXにとってセキュリティは最優先事項であり、DeFi空間におけるリスクと脆弱性に対処するために積極的なアプローチを取ってきました。私たちは、分散化とパーミッションレスという基盤の上にプラットフォームを構築し、ユーザーに投資およびプロトコル機能の完全な制御を提供しています。

セキュリティを強化し、ユーザーを保護するために、私たちは堅牢なリスク管理ツールを導入し、コードの継続的なテストと監査を行っています。そうすることで、私たちはDeFiの持続可能で信頼できるエコシステムを作り上げています。

コードを公開するためには、第三者監査人による監査が必要です。また、スマートコントラクトをオープンソース化することで、コミュニティが問題を調査し報告できるようになります。

Q:運営を維持するための収入源はどのように確保していますか?

チームは運営を維持するために、最近資金調達を行いました。これらの資金は、ZKXのコア製品の開発、ZKXオープンソースプロトコル、DAOの資金調達、およびZXKエコシステムの成長に割り当てられています。

Q:現在の投資家はどのような方々ですか?

現在の投資家は、StarkWare, Amber Group, Huobi, Crypto.com, Hashkey Capital, Orange DAO, Angel DAO, Dweb3, Caballeros Capital, Cluster Capital, Gate.ioなどです。昨年7月に彼らの参加を得て、450万ドルを調達しました。

私たちの戦略は、新しい地域マーケットの開拓や取引所でのマーケットメイクなど、真の価値を提供できる投資家を揃えることです。

DAOとコミュニティにとって長期的な価値に結びつかない資本は持ちたくないのです。

この半年間、ベアマーケットやFTXショックなどさまざまな問題がありましたが、私たちが安全で安定した状態を維持できているのは幸運なことです。

また、Starkwareとの提携により、インド国内のトップITカレッジで、若いエンジニアがブロックチェーンとStarknetのスキルを習得できるよう、いくつかの取り組みを展開しました。

Q:企業やプロジェクト、著名な開発者などとの契約はありますか?

私たちは最近、メインネットのデータプロバイダーの1つとしてRedStoneを発表しました。彼らのチームは一流で、コミュニティのフィードバックに基づいて新しいアセットペアをリストアップすることができる、他に類を見ないインフラを提供しています。また、データフィードについては、Chainlinkとも連携しています。

RedStoneとChainlinkにより、私たちのノードネットワークは、BinanceやCoinbaseなどの取引所から直接価格フィードを取得することもできるので、取引所の価格全体はより安全で、操作されるリスクも少なくなっています。

Q: RedStoneのサイトを見ると、ブルーチップのNFT、株式、外国為替、商品先物などの価格も提供しているので、暗号資産以外の無期限先物もZKXで取引できるようになるということでしょうか?

高い確率で、イエスです!

取引所には取引シーズンがあり、各取引シーズンにはテーマがあります。各テーマは、取引所に新しいユニークな資産をもたらします。つまり、毎月何か新しいものが登場するのです。

Q:ZKXに関するニュースや最新情報で、私たちに伝えたいことはありますか?

今回は、「コミュニティプログラム」について、もう少し詳しくご紹介します。8人のキャラクターと3つのシーズン、そして特定のイニシアティブにリンクしたストーリーで構成されたユニバースが特徴です。

そして、一番の魅力は、コントリビューター、アンバサダー、テストネットトレーダーとして参加すると、限定のYakuza NFTや将来のZKXトークンを獲得することができるのです。

現在、シーズン1のコントリビューターとアンバサダー、そして3月7日から始まるシーズン2のテストネットトレーダーを募集しています。Discordに参加して、Yakuzaの世界にどっぷり浸かってください。

(補足)Crew3でタスクをこなすとポイントが増えて、ランキング上位になるとディスコードロールがもらえます。

KudasaiJPコミュニティからの質問

Q:現在資金調達できている金額だけでどれくらいの期間運営できそうでしょうか? つまり今後の売り上げを考慮に入れずに、ということです。

私たちはコミュニティにトークンセールをすることを期待していません、私たちは公平でありたいのです。Yakuzaシーズンへの参加に結びついたコミュニティのエアドロップが行われる予定です。

また、スタークネットとイーサリアムのコミュニティ全体の重要な人々も参加させる予定です。トークンは、メインネットプラットフォームがローンチしたときに、最初にアクセスするためのキーになります(今のところ秘密です)。

Q:他のL2ではなくStarkNetを選んだのはなぜですか?

Starkwareはzk-STARKsのオリジナル開発者の一つで、zkテクノロジーを知り尽くした、信頼性の高いエンジニアです。彼らの技術は、Immutable Xのような成功したプラットフォームを支えています。

Q:ZKXはStarkNet上で動くとのことですが、現状のStarkNetは動作が遅いため、ZKXの動作がサクサクなのか心配です。

Starknetは現在、Rustベースの新しいVM、新しいスマートコントラクト言語Cairo 1.0のリリース、シーケンサー(zk証明のための、送信する前に取引ブロックを整理するソフトウェア)の全体的なアップグレードなど、アップグレードを続けています。これらを経て、ネットワークはようやく成熟し、適切な速度に達すると考えています。

Q:私の名前はKairoです。どうしたらCairoをもっと普及させられると思いますか?

その名前からして、あなたはStarknetトのアンバサダーとして最適です。私たちは両手を広げてあなたを歓迎します!

Q:ZKXの名前の由来を教えてください

Zero Knowledge Exchangeの略です。 zkエコシステムのDEXです。

Q:新興マーケットのある地域では貧困もテーマになっていると思います。ZKXはそこにアプローチしようとしていますが、その点についてはどのようにお考えですか?

zk-Rollupは取引コストが低いので、資金量に関係なく、誰でも利用しやすくなっています。だからこそ、私たちはこの技術が重要だと考えています。レバレッジ取引は、小さなチケットサイズの人でも大きな利益を得ることができる機会を提供します。また、取引中に損失を出した人にも報酬を与えるなど、みんなの貢献と参加を大切にしています。より良いトレーダーになるために、そしてより安全な取引戦略を持つために、人々を教育することが私たちの責任です。

Q:先物取引には大きなメリットもあれば、リスクも存在します。そのようなリスクに直面した時、ZKXはどのように対処しますか? 例えば暗号資産市場の低迷など。

先物取引の魅力は、市場の上下どちらの動きにも方向性を持って賭けることができるため、どのような市場環境でも利益を得ることができることです。ボラティリティは先物トレーダーの味方です。ボラティリティと値動きが大きければ大きいほど、利益を上げるチャンスも多くなります。私たちのABR(ZKXチームによって作られた新しい資金調達率)とリスク管理システムは、オーダーブックと取引所の健全性を守るために導入されています。

ABRについてのブログは、近日中に公開予定です。

Q:NFTはどうやったら取得できますか?

Yakuza のプログラムに参加することです、詳しくはこちらから。

Q:ZKXが目指す最終目標を教えてください。

私たちは、ユーザーが未だにCEXを利用している現状に満足していません。ユーザーが自己資金を完全に管理し、独立性を保ちながら、中央集権型プラットフォームを利用するのと同じように安心してDeFiツールを利用できるようにしたいのです。ご存知の通り、昨年中央集権型プラットフォームのセキュリティ面の課題が浮き彫りになっており、DeFiオンボーディングが簡単かつ安全であることを証明するチャンスだと考えています。

Q: 大口投資家や機関投資家だけでなく誰もが公平に参加する機会が持てるということは、その扱う金額によるものではなく、貢献、参加する期間によるものと捉えて良いのでしょうか?

おっしゃるとおりです。それがまさに私たちのアイデアです。

Q:テストネットはどのくらいの期間、開催される予定でしょうか?

私たちは、テストネットを製品や技術革新のデモンストレーションとしてだけでなく、現在開発中の新機能のテスト場としても捉えており、その観点から、コミュニティからのフィードバックをより早く得られるよう、今後も稼働させる可能性が高いと思います。

Q:ZKX専用のノードネットワークのバリデーターは一般のコミュニティメンバーでもなれますか?

将来的にはそうですね、ノードネットワークの完全な分散化にはもっと時間がかかると思っており、徐々に分散化を進めていくことになるでしょう。今後2年間の目標は、誰もがノードオペレータとして参加でき、オープンソースのプロトコルとしてZKXにサービスを提供することで利益を得られるようにすることです。

Q: 今後StarkWareは他のzk-RollupやArbitrumと戦えるでしょうか?

StarkWareは、L2ロールアップであるStarknetを開発している会社です。私たちは、技術としてのゼロナレッジは、Optimistic-Rollupのような他の種類のロールアップと比較して著しく進んでいること、そしてStarkNetは現時点では他のzk-Rollupと比較してはるかに進んでいるという2点について強く信じています。

Q:あなたたちは日本限定のイベントや、日本で開催されるリアルイベントを開催する予定はありますか?

検討中です。おすすめのカンファレンスやイベントがあればお知らせください。私たちは喜んで参加します。ZKXのことをもっと知ってもらうために、ローカルイベントを開催したいです。

Q:最近、気になるプロジェクトのグッズを集めています! ZKXのグッズはありますか? また、グッズを作る予定であればスニークピークをください!

毎月、Yakuzaリーダーボードで最も優秀なコミュニティ参加者に商品ボックスを提供しています

Q:GMXやAPEXなどの競合にはリファラルプログラムがありますが、ZKXも実施予定ですか?

はい、リファラルプログラムも公開される予定です!

Q:ZKX専用のノードネットワークのバリデーターは一般のコミュニティメンバーでもなれますか?

A:ZKXの基本原則は、完全な分散型かつパーミッションレスでプロトコルを運用することです。すべてのソースコードはオープンソースとして公開され、誰もがノードを運営し、ノードオペレータとして利益を得ることができることを意味します。これは、安全に行う必要があるため、徐々に進めていく予定です。

Q:現在資金調達できている金額だけでどれくらいの期間運営できそうでしょうか? つまり今後の売り上げを考慮に入れずに、ということです。

ベンチャーキャピタルとスタートアップのバックグラウンドを持つ私たちは、堅実なランウェイを持つことの重要性を理解しています。私たちは、この旅のどの時点でも、少なくとも15〜24ヶ月のランウェイを確保することを常に計画してきました。そのために、新興国から戦略的に人材を採用し、オーガニックグロースとマーケティングに力を注いでいます。

Q:私はStarkNetの開発が遅いと感じています。あなたたちはStarkNetを出て自らチェーンを立ち上げる可能性はありますか?

ZKX の基盤の 1 つは、分散型リミット オーダー ブック、ハイタイド リワード アルゴリズム、および当社が開発したその他の革新的なツールを強化するノードの分散型ネットワークです。ノードネットワークには、データ計算を処理するための独自のネットワークアーキテクチャとコンセンサスが付属しています — この技術が私たちをどこに導くかは、想像の域を出ないでしょう

Q:あなたたちはパーペチュアル取引を行いますか? また得意とする戦略を教えてください。

そう、パーペチュアルスワップです。また、T-Swapという新しい種類のスワップもあり、新しい種類のペイオフ構造を持っています。今年中にテクニカルペーパーを発表する予定です。

Q:プロジェクトメンバーがこれまで多くの国で生活してきたのは、ZKXを発展させる鍵を探すためなのでしょうか? そこではどのようなことが見つかりましたか?

私たちのチームは現在、バリ島からロンドンまで、多くの国に分散しています。また、創業者は全員、アジア、中東、ヨーロッパ、CISの各市場での豊富な業務経験を持っています。このことは、ユーザーの人口構成を理解するのに役立つだけでなく、これらすべての市場を活性化するためのダイナミックな地域活性化アプローチを構築するのに役立ちます。私たちは、これまでDEXが行ってこなかったオン・グラウンド・アクティベーションを計画しており、これは拡大のための極めて重要な要素です。

私たちは、口座の抽象化という継承された性質に基づく、非常に興味深い機能をいくつか開発中です。私たちが開発中の機能の1つは、ユーザーがZKXを集中型取引所のように使用し、どのL1およびL2からも資金を入金できるようにしますが、完全にノンカストディアル化されます(ユーザーは常に、取引所やスマートコントラクトではなく、完全な親権を持つことになります)。

Q: 子どものころ、戸惑ったりすることがありましたか?

当社のCTOは、6歳のときに初めて商用ソフトウェアを開発し、デプロイしました。もし彼が人生の早い段階で自分のキャリアを選択することに戸惑いがあったのなら、それはあなた自身が決めることです!

Q:実際のヤクザ社会では、上下関係が非常に厳しいです。ZKXのチームでは、どのような人間関係があるのでしょうか?

コミュニティによって運営されるDAOで、コミュニティは何がベストか、どのサブDAOに資金を提供するかを決定し、ZKXの管理と運営を継続できるようにします。

Q:ZKXは高頻度の取引に対応できますか?

はい、それがゴールです!

Q:どうしてインセンティブ プログラムはヤクザをモチーフにしたのでしょうか?

A:私たちは何度も日本を訪れており、10代の頃からその文化を追いかけてきました。その文化に敬意を表しながら、誰もが参加できる楽しいものを提供したいと思いました。

Q:liquid governanceについて投票権とトークン保有を分離するというのは具体的にどのようなことを指しますか?

議決権は取引、DAOへの参加、トークンのステーキングによって得ることができます。

DAOの直接的なトークン統治は、Uniswapや他の事例で見てきたように欠陥があります。それは、大口投資家や機関投資家がプロトコルの方向性に影響を与えることを可能にします。

私たちはDAOガバナンスのために新しい技術を作り、譲渡不可能で取引不可能なトークンという形で議決権を提供し、ユーザーはそれを獲得することができます。これらのトークンは、ユーザーが取引所を利用している間持続し、ユーザーがアクティブでなくなると自然に消えていきます。

これにより、任意のプロトコルの利害関係者(ユーザー、投資家、DAOメンバーなど)を正確に表現することができます。テクニカルペーパーは、今後数ヶ月のうちに公開される予定です。

「ZKX」関連リンク

    この記事について

    スピーカー:Eduard Jubany Tur (ZKX共同創業者)
    司会進行:Lagoon
    翻訳:nori
    実施日時:2023/3/2 21:00
    会場:KudasaiJPテレグラムグループ / ツイッタースペース
    会場:KudasaiJPテレグラムグループ / ツイッタースペース

    「KudasaiJP」について

    「KudasaiJP」は2020年に創設された暗号資産コミュニティ。DeFi、NFT、GameFiなどトレンドを重視した情報共有の場として活用され、2022年にはTwitterフォロワー7万人、テレグラムグループ2万人の日本最大級のグループに成長しました。2021年に日本語翻訳付きの質疑応答会を開始し、初期段階にある海外プロジェクトを中心にコミュニティに向けて紹介してきました。2022年時点で160件の実績がある唯一無二のグループです。KudasaiJPコアメンバーは全員がコミュニティ出身であり、KOL(Key Opinion Leader)、翻訳家、エンジニア、デザイナー、リサーチャーなど30人以上で構成されており、AMAのみならず、ブロックチェーンスタートアップの計画・開発からコミュニティ拡大まで、多面的な成長支援ソリューションを提供しています。

    本AMAは、ブロックチェーンスタートアップが業界での成長と露出を加速するのを支援する活動の一つとして実施したものです。また本記事の掲載は「KudasaiJP」と「あたらしい経済」の提携により実現しました。

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    ※本記事は2023年3月2日に、「KudasaiJP」で開催されたZKXのAMA(Ask Me Anything)の内容を一部再編集したものです。

    ※この記事は一般的な情報の提供のみを目的として配信しているものであり、いかなる暗号資産、有価証券等の取得を勧誘するものではありません。また、当社及びKudasaiJP、インタビューイによる投資助言を目的としたものではありません。暗号資産投資にはリスクが伴います。投資を行う際はリスクを了承の上、ご自身の判断で行っていただくよう、お願い申し上げます。

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    KudasaiJPは2020年に創設された暗号資産コミュニティです。 DeFi、NFT、GameFiなどトレンドを重視した情報共有の場として活用され、2022年にはTwitterフォロワー7万人、テレグラムグループ2万人の日本最大級のグループに成長しました。2021年に日本語翻訳付きの質疑応答会を開始し、初期段階にある海外プロジェクトを中心にコミュニティに向けて紹介してきました。2022年時点で160件の実績がある唯一無二のグループです。 KudasaiJPコアメンバーは全員がコミュニティ出身であり、KOL(Key Opinion Leader)、翻訳家、エンジニア、デザイナー、リサーチャーなど30人以上で構成されており、AMAのみならず、ブロックチェーンスタートアップの計画・開発からコミュニティ拡大まで、多面的な成長支援ソリューションを提供しています。