ステーキングとは？ なぜ預けるだけで暗号資産が増える？
暗号資産（仮想通貨）に興味があるがまだ手を出せていない、もしくは暗号資産を持っているが、そのまま取引所に置いたまま、そういったビジネスパーソンも多いのではないだろうか？
そんな方々にご紹介したいのが、「ステーキング」という、暗号資産特有の資産運用方法だ。暗号資産には「安く買って、高く売る」取引による収益以外にも、比較的小さいリスクで暗号資産を増やしてインカムゲインを得られる方法がある。それが、暗号資産を預けておくだけで報酬が得られる「ステーキング」という仕組みだ。
この記事では、ステーキングサービスを提供する暗号資産取引所で、国内最多*のステーキング銘柄取り扱う「CoinTrade」の取材協力のもと、暗号資産投資の初心者向けに、ステーキングの仕組み等を解説する。
「ステーキング」の仕組みやメリットやデメリットをちゃんと理解できていない投資家の方々にも、ぜひ読んでいただきたい。
そもそも「ステーキング」とは？
「ステーキング」とは、ユーザーが暗号資産を保有しブロックチェーン・ネットワークに預け入れることで、その対価として報酬が得られる仕組みだ。
そもそも暗号資産が発行されている多くのパブリック・ブロックチェーンは、一般的に特定の管理者がそのデータを承認しているわけではない。不特定多数の組織や人々が、それぞれのチェーン毎に定められた方法でデータの承認を行い、ブロックを追加（ブロックチェーンに新しい取引データを追加）していく仕組みになっている。
昨今、分散型のインターネットとして注目される「Web3」と呼ばれる領域が、ブロックチェーンを主に活用するのは、このように特定の管理者がいないことに由来する。
なおブロックチェーンでの合意形成の仕組み、簡単に言い換えると「ブロックチェーンでのデータの承認と追加を行うルール」のことをコンセンサスアルゴリズムと呼ぶ。
そしてそのルールに、「PoS（Proof of Stake）」と呼ばれる仕組みが採用されているブロックチェーンにおいて、本記事で解説する「ステーキング」ができるのだ。
「ステーキング」とは、冒頭では「暗号資産を預けておくだけで報酬が得られる」仕組みと解説したが、そもそもはブロックチェーンのデータの承認に参加して、そのシステムの維持に協力する行為のことを指す言葉だ。
「PoS（Proof of Stake）」とステーキング
特定の管理者がいないブロックチェーンではあるが、その都度データを更新するために「誰か」がそのデータが正しいことを承認して更新していく必要がある。簡単にいうと、その「誰か」を選ぶ方法の一つが「PoS」という仕組みであり、それに参加することが「ステーキング」という行為となる。
もう少し「PoS」をイメージしやすいように解説しよう。
多くの人々がブロックチェーンに暗号資産を一定期間預け入れる（ステーキングする）。その預けた（ステーキングした）人々の中から、それぞれのチェーン毎の一定ルールによるタイミングで、データの承認と追加を行う「誰か」かランダムに選ばれる。その仕組みが「PoS」だ。
そしてその選ばれた人がデータの承認と追加を行い、その対価として報酬を得られるようにプログラムされている。報酬が得られる部分を指して「預けておくだけで報酬が得られる」と説明されているわけだ。
なおランダムではあるが、暗号資産を多く、長く預けている人（ステーキングしている人）ほど「誰か」に選ばれる確率が高まり、その結果、報酬の暗号資産も増えることになる。
まとめると「ステーキング」とは、前述の通りブロックチェーンの維持に協力するために暗号資産を預けることではあるが、それにより報酬が得られるため、資産運用方法の一つとして活用できる側面があるわけだ。
ちなみに全ての暗号資産がステーキングに対応しているわけではない。例えばビットコインは、PoW（Proof of Work）という、ネットワークに参加したユーザーのマシンパワーを競わせてブロック承認者を選ぶ仕組みであり、ステーキングすることはできない。
ステーキングができるブロックチェーンとしては、イーサリアム（ETH）やポリゴン（MATIC）、ソラナ（SOL）、アバランチ（AVAX）、また日本発のブロックチェーンだと、アスター（ASTR）やオアシス（OAS）、パレット（PLT）などがある。
なおここ数年のブロックチェーンのトレンドとしては「PoW」ではなく「PoS」やそれから派生したステーキングのできるアルゴリズムの採用が増えており、ここで挙げた以外にも、多数のステーキングに対応したブロックチェーンがある。
ステーキングをするには？
ここまで読んでいただいて「ステーキング」に興味を持った方に、次にその方法を解説したい。一般の投資家がステーキングを行うには、大きく分けて2つの方法がある。
1つはステーキングに対応したそれぞれのブロックチェーンに、直接自身のウォレットを接続し、それぞれのチェーンごとのルールや仕組みを理解した上でステーキングを行う方法だ。
この方法のメリットは、ズバリ「ステーキング」の報酬率が高いこと。一方デメリットとしては、そもそも自身で安全なウォレット管理し、送金なども自身で行わないといけないため、ある程度の知識が必要になる。
また各ブロックチェーンごとに、ステーキングのルールや条件も異なり、それらについての知識も必要になる。
そして細かい点ではあるが、税金の計算なども、特定のサービスがレポートを出してくれるわけではないので、非常に煩雑になる。そのため自身でステーキングするのは上級者向けといってもいいだろう。
もう1つの方法が、暗号資産取引所の提供するステーキングサービスを利用する方法だ。
国内でもいくつかの取引所がステーキングサービスを提供している。そのメリットは、前述の直接自ら行う際のデメリットであった、作業や知識が不要になることだ。複雑な部分は全て取引所が行ってもらえる。また税金に関しても、国内の取引所であれば計算がしやすく、税金管理ソフトなどで取込みやすいデータが取得できる。
取引所のサービスを活用することは、それぞれのチェーンに直接ステーキングするよりも報酬率は少なくなるデメリットではあるが、初心者がまず始めるにはおすすめの選択肢だ。
ステーキング、メリットとデメリット
ここまでステーキングについて解説してきたが、もちろんステーキングにはメリットとデメリットがある。
まずメリットは、少額から実施でき、マイニングのような機器などの準備も必要がないので初心者でも始めやすいことだ。
そしてチャートを見て取引する必要もなく、ただ保有しているだけで報酬が得られるのも、特に忙しい方にはメリットだろう。
また利率が高いことも注目したい。現在、銀行預金などは0.3％以下の利率で運用されているが、暗号資産のステーキングは1％～20％ほどの年率で運用ができる。また類似して捉えられやすい、貸暗号資産（レンディング）に比べても利率が高い。その点も大きなメリットだろう。
一方でデメリットは、ステーキングを行うことで、その該当期間（ステーキング開始からロック解除の期間）中は、暗号資産の売買や送金ができなくなることだ。
その為、ステーキング中に暗号資産の価格が下落すると売れないまま資産が減ってしまう可能性もある。反対に価格が上昇しているときに、売りたいと考えていてもステーキング中は売却できないので機会損失になる恐れもある。
ステーキングのロック期間中の価格変動リスクについては十分に理解しておきたい。短期で暗号資産の売買を繰り返し利益を求めたい方よりは、長期で暗号資産を保有しておこうと考えている投資家向きの選択肢だといえるだろう。
ステーキングで、コイントレードが選ばれる理由
ここからは本記事に取材協力いただいた「CoinTrade」が提供するステーキングサービスで、具体的にどのぐらいステーキングで報酬が得られるかなどを解説していく。
「CoinTrade」では以下の10種類の暗号資産のステーキングサービスを提供している。
・「CoinTrade」がステーキングサービスを提供する暗号資産
イーサリアム（ETH）、ヘデラハッシュグラフ（HBAR）、ニアプロトコル（NEAR）、ポリゴン（MATIC）、パレットトークン（PLT）、ポルカドット（DOT）、テゾス（XTZ）、アオイオーエスティー（IOST）、カルダノ（ADA）、アバランチ（AVAX）
国内の他の取引所と比べても、最多* の取り扱いとなる。なおポリゴン（MATIC）とヘデラハッシュグラフ（HBAR）、ニアプロトコル（NEAR）がステーキングできるのは、国内では「CoinTrade」のみなことも注目したい。
それではこれらの暗号資産をステーキングすることで、どの程度報酬が得られるのだろうか。「CoinTrade」の報酬率は以下のようになっている。
なお「CoinTrade」の提供するステーキングサービスのプランは、30日と90日（AVAXのみ95日）の2つのプランが各暗号資産で提供される。上記の通り申込の最低数量は0.001~1枚で、少額からのステーキングが可能だ。
>>>「CoinTrade」の口座開設やステーキングはこちら <<<
取り扱い銘柄の豊富さと報酬の年率が高さ
また他の国内暗号資産取引所と取り扱い銘柄や年率を比較してみた。
これらと比べても「CoinTrade」の取り扱い銘柄の豊富さ、そして報酬の年率が高いことか伺える。記者の調査では、ステーク量や期間にもよるが、10銘柄のうち、半数以上が国内で最高の年率が提示されている。これは他でステーキングをしている投資家も見逃せないポイントだろう。
また前述のようにさまざまなプランがあり、1トークンなど少ない資産からステーキングに挑戦できることも初心者には魅力だ。それぞれの暗号資産によって異なるが、安いものだと10円から、高くても数千円程度でステーキングを始めることができる。
なおステーキングをすることで、どの程度資産が増やせるのか事前に試算してみたい方もいるだろう。CoinTradeのステーキング通貨詳細ページで月の報酬を計算することができるので、ぜひ口座開設後にぜひチェックしてみていただきたい。
>>>「CoinTrade」の口座開設やステーキングはこちら <<<
まだある「CoinTrade」のオススメポイント
この記事でステーキングに興味を持った方は、ぜひ「CoinTrade」でのステーキングを検討してみてもいいだろう。もちろん前述のようなステーキング自体のデメリットはあるが、特に暗号資産を長期保有しておこうと考える投資家にとって、ただ取引所のウォレットに資産を置いているよりはメリットを見込める方法とも言える。
なお「CoinTrade」の運営会社であるマーキュリーは、金融庁登録済みの暗号資産交換業者で、東京証券取引所プライム市場に上場するセレスのグループ企業だ。
日本でライセンスも持っていない海外系の取引所でもステーキングサービスは提供されているるが、昨今のグローバルな規制の強化を考えるとそれらの利用は大きなリスクがある。また海外の取引所は顧客資産が分別管理されていないところが多い。前述の通り「CoinTrade」は国内でライセンスを取得している取引所のため、もちろん顧客資産は分別管理されてる。「CoinTrade」は日本で安心してステーキングをはじめることができる取引所だ。
なお編集部が「CoinTrade」担当者に取材したところ、「CoinTrade」は、全て「コールドウォレット」からステーキングをおこなっているとのことだった。
冒頭で紹介したご自身のウォレットからステーキングをおこなう場合は、メタマスクなどのホットウォレット（ネット接続されたウォレット）を利用する場合が多くリスクが高い。「CoinTrade」では安全なコールドウォレット（インターネットから切り離されたウォレット）からステーキングをおこなうことが可能で、その安全性の高さもメリットだ。
また「CoinTrade」は、親会社セレスの提供する日本最大級のポイントサイト「モッピー」とも連携している。そのため「モッピー」で溜まったポイントを、「CoinTrade」で暗号資産に交換し、さらにそのままステーキングすることができる。初心者や、気軽に試してみたい人にもおすすめの方法だ。
さらに「CoinTrade」での暗号資産取引やステーキングは、すべて「CoinTrade」が提供するアプリから実施できる。使い勝手のいいアプリで、簡単にステーキング申し込みできるのも初心者にはありがたい。
なお新規の口座開設もアプリで簡単3ステップで実施できる。ぜひこの記事で興味を持った方は、この機会にステーキングを初めてみてもいいだろう。
* 2023年11月29日時点の国内暗号資産交換業者のWEBサイト調べ
*本記事の画像や文字で記載されている年率は目安となります。
*年率はネットワークの状況に応じて上下する場合があり、記載年率を保証するものではありません。
*実施キャンペーンの終了につき、記事内容の一部を更新しました（2023/12/18）
・本記事は株式会社幻冬舎による株式会社マーキュリーのPR記事です。
・本記事は一般的な情報の提供のみを目的としたものであり、いかなる暗号資産、有価証券等の取得を勧誘するものではありません。また、株式会社幻冬舎及び株式会社マーキュリーによる投資助言を目的としたものではありません。また株式会社幻冬舎及び株式会社マーキュリーが暗号資産の価値を保証するものでもありません。暗号資産投資やステーキングにはリスクが伴います。投資やステーキングを行う際はリスクを了承の上、利用者ご自身の判断で行ってください。
・暗号資産は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。