ワイオミング州が独自ステーブルコイン「WYST」のテスト開始、LayerZeroと共同で複数チェーンで実施

ワイオミング州が独自ステーブルコインのテスト開始

米ワイオミング州が、同州のステーブルトークン委員会(Wyoming Stable Token Commission)により、独自ステーブルコイン「ワイオミング・ステーブル・トークン(WYST)」のテストを開始したと3月26日に発表した。

「WYST」は、国の公的機関が発行する、初の法定通貨に裏付けられたステーブルコインとのこと。テストは2025年第2四半期を通して行われる予定。今年の7月にローンチする可能性があるとのこと。

「WYST」のテストは、アバランチ(Avalanche)、ソラナ(Solana)、イーサリアム(Ethereum)、アービトラム(Arbitrum)、オプティミズム(Optimism)、ポリゴン(Polygon)、ベース(Base)のテストネットで実施されるという。

なおワイオミング州は、オムニチェーンプロトコル「レイヤーゼロ(LayerZero)」をトークン発行パートナーに迎え、「WYST」のテストを共同で行っているとのこと。「WYST」は同プロトコルのトークン規格である「オムニチェーンファンジブルトークン:Omnichain Fungible Token(OFT)標準」を採用しているという。なお「OFT標準」は、異なるブロックチェーン間でトークンが均一に動作するための標準化されたフレームワークである。

初期テストでは、「レイヤーゼロ」搭載のブリッジプラットフォーム「スターゲート(Stargate)」によって、イーサリアムとアバランチのテストネット間で「WYST」のデモトランザクションが実行されたとのことだ。 

参考:ワイオミング州
画像:iStocks/Дмитрий-Ларичев

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

ビットワイズ、コインベースのトークン化株式活用モデルポートフォリオ公開へ

暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、トークン化株式を活用したルールベースのモデルポートフォリオ群「オートメイテッド・トークン・ポートフォリオ(Automated Token Portfolios:ATPs)」の第1弾となる3種類を今後数週間で順次公開する予定だと、8月25日に発表した

アーサー・ヘイズ、ビットコイン上昇継続を予測。米財務省の国債バイバックに注目

暗号資産(仮想通貨)取引所ビットメックス(BitMEX)共同創業者で、AIエージェント向けプロジェクト「フロップラボ(Flop Labs)」のCEOを務めるアーサー・ヘイズ(Arthur Hayes)氏が、8月24日に公開した自身の最新のブログ「Same Same But Different(同じようで違う)」にて、スコット・ベッセント(Scott Bessent)米財務長官による国債発行・債務管理が、ジャネット・イエレン(Janet Yellen)前財務長官の手法と本質的に同じだとの見方を示した

ワールドリバティの米ドルステーブルコイン「USD1」、カントンでネイティブ発行開始

米ワールドリバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLFI)が手がけ、ビットゴー・バンク&トラスト(BitGo Bank & Trust, National Association)が発行する米ドル建てステーブルコイン「USD1」が、機関金融向けブロックチェーン「カントンネットワーク(Canton Network)」でネイティブ発行を開始した